同級生で美容師をやっている人がいる。その人は専門学校を卒業して15年は今のお店に勤めているんだと思う。オレは客としてその友達と接したことがないから、どんなお店でどんなふうに仕事をしているのかはよく知らない。ただ、それなりに有名なお店であることは分かっている。きっと、今だったらなかなか就職するのも難しいんじゃないかな。自分の指名客が何人いるとかって話も聞いたことがないから、本人の人気ぶりというのは未知数なわけ。そんなこんなで、15年くらいはガンバって働いてきたんだけど、このたび独立することになったんだとか。よくガンバって資金を貯めたものだと感心している。なかなか独立なんてできるもんでもないもんね。ちゃんとした技術を身に付けて、資金も貯めてっていうことをやってきたんだろうと思う。オレもお祝いがてら、そのお店に通おうと思っているんだ。
オレの場合、若いころから年齢よりも上に見られてきた。学生時代から、すでに社会人だと思われていたからね。自分でももうそういうのに慣れていたから、あまり言われて落ち込むこともなかったけどね。で、働きだしてからはなおさら気にしなくなってしまった。20代のころには30歳くらいに見られていたからね。ところが、その年齢差というのが逆転してしまったんだ。今や40歳を迎えたんだけど、誰に聞いても30代にしか見られない。しかも35歳くらいというのが本当の意見らしい。実年齢がオレの見た目を追い越したのかな。これは素直に喜んでいいものだろうか。逆にオトナなのに、その貫禄みたいなものが欠如しているのかもしれない。それはいいとして、オレがここまで若く見られるのは秘訣があるんだ。オレって、美容グッズを駆使して肌年齢の若返りを図っていたんだよね。それの効果が表れたみたいなんだ。